ブランディング に対する考え方
ブランディングの仕事をして、
もう10数年になります。
採用ブランディングも入れると21歳からだから、
かれこれ15年か。
ブランディングって何ですか?
って昔はよく聞かれてました。
僕はこう答えます。
ブランドの価値を高める施策です。
だいたいこれで納得して頂けます。
じゃあブランドって何ですか?
あんまり聞かれませんが、
改めて考えたときに、
ブランドって、信頼のことですよね。
置き換えると約束ということだと、
僕は考えています。
例えば洋服。
世界中に数えきれないブランドと、
数えきれない洋服があります。
この中から自分の好みを探すって、
とんでもない時間と労力です。
でもブランドでそれが区切られてると、
その世界観にある意味フィルターをかけられて、
合理的に探すことができる。
でも逆にその世界観=イメージを
裏切られると着れなくなる。
だからブランドは、
基本的には消費者と約束した
イメージを保ち続ける必要があります。
ただし、それも継続するだけだと、
飽きられてしまうんですよね。
人間って本当にワガママ。
だから、消費者にとって、
変わらないために変わり続けなくてはならない。
ただし、顕在的、潜在的に、
ブランドとして約束した世界観、
つまりイメージは壊してはならない。
マイナスイメージは許されないけど、
プラスの振り幅は感動を生む。
最近、人間でも同じことが言えるなって改めて思います。
価値を築くためにはコツコツ
石を積む作業が求められるのに、
信頼は一瞬で崩れます。
常に自分が社会に与えられること、
自身のブランドを保ち続けるために、
変化を恐れず挑戦していきたい。