コロナ禍で採用成功するためのポイントは一つ。
■採用活動のスピードダウンが事態の増加を招く
まず、最も気をつけなけれならないのは「応募数増加」というのは
「求職者増加」では無い事を肝に銘じなけれならない。
日本の新卒採用の市場は特殊な市場で毎年ほぼ一定数の学生が市場に出ます。
景気によって求職者数が変動する中途採用とは違います。
つまり、現在応募数が増加しているとしたらその理由は
学生一人当たりの就職活動量が増加しているからです。
目の前の応募者数だけをみると、ぬか喜びをしてしまうところですが
活動量が増える為、事態の可能性も増加する事を見逃さないようにしなければならないと思います。
■具体的解決策
応募数は少ないよりは多い方が採用には有利になることは違いありません。
しかし、事態のリスクが増加する事に対して具体的な対策をしなくてはなりません。
それは「採用活動のスピードアップ」です。
ただこれには大量の応募があれば、その対応には今までより多くのリソース
(マンパワー、コスト、時間)がかかります。
リソースを増やさずに大量の応募を捌こうとすると、
採用活動の遅れにつながります。
しかし新卒採用はタイミングが非常に重要です。
この採用活動の遅れが事態の増加を招き、採用に失敗に繋がります。
■最大のパフォーマンスを出すために
限られたマンパワーで、捌くためにとってはならない方法は
エントリーシートや書類などの属性で切ってしまうという方法
また、採用基準をあげる事です。
この様な方法を取ると、物理的な業務は減りますが
優秀な人材に合う事も出来ないまま接点を逃してしまう可能性が高いです。
それを防ぐためには、各社に合った適正項目に対し、
適性検査を行う事はとても有効と言えるでしょう。
近年は、人事もデータ分析をベースに行われることも一般的になっています。
自社のモデルケースとなるような社員を元に適性検査をWEBで行う事が出来れば
スピードは加速するでしょう。
ただ、上記も初めて行う場合、分析しきれずに終わってしまう事も多々ある為
最も一般的にどの企業でも出来る方法は
アウトソーシングです。
人事担当者出なければ出来ない項目にリソースを最大限投下す為には
募集活動や書類選考、先行設定などを外部に委託する事。
これが、最も効率的に採用スピードを上げ、この環境下における採用活動の
パフォーマンスをあげる唯一の方法と言っても過言ではないでしょう。
コロナ禍における採用のポイントは一つ
「スピード」です。